十六銀行様との懇談会
先日、十六銀行本店営業部副部長様と、当社ご担当者様にお越しいただき、懇談会を開催しました。

当日は、副部長になられるまでの経緯や心境の変化などをお話いただき、私たちの質問にもざっくばらんに答えていただきました。

十六銀行本店営業部では初となる、生え抜きの女性副部長、また、異例の若さ・スピードでの抜擢だそうで、自分より経験豊富な年輩行員や、地域のお客様からの信頼が厚く知識が豊富な行員。その方達の上に立つのはすごいプレッシャーではなかったですか?と尋ねると、上に立つという意識ではなく、分からないことは自ら聞き、自分が育ててもらうという意識でいると仰っていました。
謙虚な気持ちが大切なのですね。

私が特に意外だったのが、最初から支店長になりたい!上に立ちたい!などという思いがあったわけではなく、ご本人は極めてネガティブで消極的だということ。ご謙遜もあるかとは思いますが、人事から打診があった時には「断る選択肢はないのですか?」と尋ねられたそう。しかし、会社が全面的にバックアップしてくれようとしているのに、いつまでも嫌だ嫌だと拒んでいてはいけない。やるしかないと決心されたそうで、その覚悟がすごい!と思いました。

最初は望んでいない抜擢だったかもしれません。でもそこで、与えられた職務をいやいやこなすのではなく、プレッシャーをエネルギーに替えて職務を全うされているのがすごく格好良いと思いました。ご本人の責任感の強さ、努力はもちろんのことですが、そこには女性や若手社員を、組織全体で全面的にバックアップしていく体制が、構築されているのだろうなと思いました。

わたしたちの業界では、どうしても男性にしか出来ない力仕事があります。
今後、国六木材でますます女性が活躍するためには、男性・女性社員の相互の理解・協力が大きな課題であると感じました。

十六銀行の御二方、この度はお忙しい中、貴重なお話をお聞かせいただき、ありがとうございました。

SO-MU